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紫根(国産)SKN-R2(250g)

¥3,000 税込

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長らく、当店をご利用頂きありがとうございました。
4月末日前に、閉店の予定です。高齢(80歳)となり、ネット営業にミスが出ない内に閉店する事に致しました。季節品の扱いでしたので、年間ほぼ、5・6ヶ月の営業にも関わらず多くの方が興味を持って「種子、苗、紫根、茜」等のご購入を希望されました。
お陰様で定年退職後の充実した日々を送る事ができました。厚く御御礼申し上げます。


長野市産 硬紫根
本品SKN-R2(250g) は紫根染め原料、染料抽出に最適。紫草(日本ムラサキ)無農薬有機栽培
13ヵ月物を自然乾燥。紫根各部をカットした商品です。株元、3〜4cmを除き紫根6~7本分に相当します。太い部位は径約5mm~10mm未満 根の先端部径約3mm~2mm未満の細い紫根を含みます。
より使い易く短くカットした紫根です。長さ2~3cmにカット。紫根6〜7本分
1袋 250g (長野市産)チャック付きポリ袋入り。

染色についての1例(伝統的な方法)
染料の抽出は湯煎で約40分煮出します。温度が下がってからゴム手袋で揉み出します。(染料の抽出助剤ユニソルブ使用の場合は次の手順は不要です)容器は全ての作業中ステンレスか琺瑯の容器を使用します。紫根を濾過袋に入れてゴム手袋をして揉み出します。火を止めてから揉み出し作業をしても良いでしょう。赤い色が出たら40分後、染め液は別の容器に移します。染め液の全体量は染め布をぬるま湯に浸けて、布が飛び出ない状態を必要量とします。第1液、2液、3液各3分の1の水を入れて揉み出します。第1液~3液まで染料抽出可能。第1液は乾燥した紫根が水分を吸収するので、第1液はやや多めとし、2液、3液合わせて必要な染め液が得られます。染め布をぬるま湯に入れて浮き出ない量を元に染め液の必要量として、その1/3を染料の抽出液として逆算すると無駄がないでしょう。染め液を湯煎で約50~60℃に温め染色作業に入ります。染め布はあらかじめぬるま湯に入れて1、2回絞って繊維内に水分を通しておきます。絹のポケットチーフ、ストール、スカーフ等は染着も良くアルミ媒染で容易に紫根染めができます。綾織等の厚手の布は、草木染め用の助剤、浸透剤アニノールに依る処理が必要です。1回の染色時間は約30分掛けます。染色中は染め液の中で布を絶えず動かしムラを作らない事が肝要です。良く絞って一旦、布を乾燥させます(中干しと言います)。布が良く乾いて薄いピンク色になったら、2回目の染色作業に入ります。1回目と同じ工程を繰り返します。回数を増やすことで、薄いピンク色から濃い赤色へと中干しの布色が深まっていきます。中干しの色が変わらなくなったら、媒染作業工程に進みます。アルミ媒染の濃度(ex.水400ccに媒染剤10~40cc)によってお好みの紫根染めが可能です。
写真のポケットチーフは12月に本品を使って染めたものです。3回の染色、中干し後アルミ媒染にて発色をしております。染色時間は30分程度でした。4〜5回重ねるともっと深い色合いになります。温度計は使用せず、かなりの高温で染め液の揉み出しはスプーンで押さえる手抜きの染色でした。(長野市産)
長野市産紫根・試し染め
https://blog.goo.ne.jp/murasaki904_001/m/202211

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